目下の悩み事
なんだかここのところ疲れ気味のこしゅげです。
体力なさすぎてすぐ疲れちゃうの、やだな。
まぁ、何に疲れているかと言えば…人間関係ですよ。
仕事のこと、恋愛のこと、家族のこと、すべてに共通している人間関係の問題。
数年前にベストセラーになった2冊の本を読み返したい気分です。
『嫌われる勇気』は一度読みましたが、何度も読み返したいと思いながら一度きり。
『幸せになる勇気』は積読本となっていましたが…読みます!幸せになりたいです!
私は音楽を仕事としています、演奏したり教えたりしています。
一人ではできないことなので誰かしらとチームを組んで活動をしています。
年明けから一緒に活動をしている人と、演奏がうまくいっていません。
お互いにプロと自負しているものの、いかんせん、合わないのです。
最近は性格も合わないかなぁと思いますが、それよりも音楽に対する姿勢が違いすぎるのかもしれないです。
合わないものを合わせて形にすることがプロともいえるでしょう。
しかし、妥協点を最小限のところまで探ることも一つなのではと思い、まだ諦める時期じゃないと思って取り組んでいます。
私は色々な相手に気を遣いすぎて、言葉を選びすぎて、結局核心部分を伝えきれないことが過去に何度もありました。
もう同じことは繰り返したくないので、伝える手段を考えたり、言葉も選ぶけれど核心がぼやけないように注意しています。
言葉が多くなりすぎても、足りなくてもダメで。
音楽をやっているのだから、音を鳴らし合ってみたりもしますが、探しても交わらない。
一瞬交わってもまた離れるという繰り返しはなかなかキツイものがあります。
相手に期待をするから苛立ったり悲しくなるのだと思い、こちらからいろいろな提案をするようにしてみました。
今日のことでいう「期待」は相手からのアイデアの提案や、楽譜の読み込みと研究です。
しかし、伝わらないし、出てこない、なかなか変わらない。
本当に今日は疲れてしまった。
相手も疲れたと思いますし、私、申し訳ないとも思いますよ。
けれど私は相手に仕事として共演の依頼をしているので、まだ妥協したくないのです。
妥協することは簡単です。
「それっぽく」まとめあげることはすぐにできます。
だけど一番今私が思うことは、音楽と自分の演奏に真摯でありたい。
たくさんのオーダーを相手に出すのは、相手のことも尊重したいからです。
今できることは、今一度、楽譜を丁寧に読むこと。
楽譜をお互いの拠り所、柱、地図とすること。
これだと思います、これしかない。
「大好き」なんてとっくに通り越して「愛してる」音楽。
特に演奏をすることは他の何物にも代えられないです。
大切だからこそ、自己満足にしたくないから勉強し続ける、練習し続ける、探し続ける。
時々ふと、こんなに入れ込んで何になるんだろうと思うことはあります。
時間もお金もどれくらい使ったかわかりません。
自分にとっての音楽の価値は人とは違う、この逆もまたしかり。
そこを心に留めたうえで、自分が音楽家として社会とどう関わっていくことができるかを、ずっと考えています。
そのための一つは、自分が納得した演奏をすることだと思います。
私、人生掛けて演奏をしています。
言いたいことを言わなかったとしても、人間関係はぎくしゃくするんだろうなと思います。
ストレートに言ってもおかしくなるかもしれませんが。
自分の大切な主張を伝えて離れていくならどうぞご自由に、と思うくらい、どんと構えていたいです。
自分以外へ求めることはほどほどに。
相手を変えることは難しいから。
相手は敵じゃない、一緒に演奏するパートナーなんだから。
明日は今日とは違う方法で、また音楽へ向かいます。